令和8年度自治会長 挨拶
日差しに春のぬくもりを感じられる季節となりました。会員の皆様におかれましては、健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび、令和八年度の自治会長に就任いたしました武井孝夫と申します。非力な私が重責を担うこととなり、不安な気持ちでいっぱいです。
幸いなことに、副自治会長田中清志様、会計久保田聡様、総務部長吉池英之様、公民館長柳沢進様に快くお引き受けいただきました。加えて、各ブロックから選任されました正副ブロック長と合わせて総勢二十一名の役員の皆様とともに出発することができました。役員一同、この住みよい中之条地域の発展のために全力を尽くしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
先日、地域を見守る道祖神のお祭りに新役員とともに行って来ました。子供たちの元気なおはやしや太鼓の音の中で、静かに手を合わせ、子供たちの成長と、中之条の平安、また、そのための自治会運営がスムーズに進むことを祈念しました。私は、中之条にお世話になって、四十年が過ぎ神棚のお札も数えきれないほどになりました。これまで地域にお世話になってきたことを思い返すと先人たちが守り抜いてきたこの地域の平安を引き継ぐ責任の重さに、改めて身の引き締まる思いがいたしました。
中之条自治会は、古くからお住いの世帯と新しく居を構えられた世帯が混在する、上田市でも第三番目の大きな地域へ変わりました。更には高齢化により独り暮らしの世帯が増え日々の生活に不安を感じている方も少なくありません。また少子化、感染症などにより外に出て元気な声で遊ぶ子供の姿も少なくなり寂しさも感じられます。ネット社会はスマートフォン一つで何でもでき便利な時代なりましたが、「ついて行けない」「どうすればいいのか分からない」と戸惑い孤独を感じておられる世代の方もいらっしゃいます。
自治会としましても、様々な課題が生まれ対応も多岐にわたるようになりました。こうした大きな変化の時代だからこそ、何が大事で何を大切にすべきかを考えていかなければなりません。幸いなことに、新旧の住民がそれぞれの良さを認め合い、助け合えることが出来ている中之条は良いところだと感じています。これは、住民お一人お一人の内に「互いを思いやる心」があるからです。
一時はコロナ禍で自治会の行事も中止を余儀なくされてしまいました。そのために交流も少なくなり希薄になってしまった地域のつながりを心配しておりましたが、歴代の役員さん方の英知のおかげで、今の時代に合った新しい形で少しずつ取り戻してきていただき感謝しております。
地域の皆さんがお互いに顔を会わせ色々と話ができる関係こそが、防犯や防災、そして安心な暮らしの基盤となります。
定期総会では、「公民館建物の地震対応」「自治会担い手確保の在り方」という大きな課題が提案されました。新役員一同、知恵を出し合いより良いものを追究していきます。推進に当たっては、地域の皆様の声を大切にしながら風通しの良い自治会運営を目指して参りますので、一年間どうぞ温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和8年度自治会長
武井 孝夫